会社案内

社長あいさつ

代表取締役社長

島 宏幸

地域と世界をむすび、
次の時代を拓く

鍋林は明治24年(1891年)に長野県松本市で創業して以来、134年にわたり地域に根ざした商業を営んでまいりました。

創業当時から変わらず大切にしてきたのは、「顔の見えるお取引き」です。うれしいことや困りごとをお客様と共に分かち合い、ときにご指導をいただきながら、地域の皆様に育てていただきました。

現代はSNSやAIの進化によって情報が瞬時に行き交う時代です。しかし、「役立つ情報」とは、相手や時代、地域によって常に変化するものです。私たちは情報流通業として、創業以来の信念を守りながら、お取引先にとって本当に価値のある情報と技術を見極め、最適な提案を続けています。

2020年代のコロナ禍ではリモートワークなどの新しい働き方にも取り組みましたが、やはり対面でのつながりが生み出す信頼や理解の深さは代えがたいものでした。人と人が直接顔を合わせ、思いを交わすこと。そこにこそ、鍋林の強みと原点があります。

また、日本の経済は今や国内だけで完結するものではありません。私たちはアジアを中心に6カ国・地域に拠点を設け、海外との分業・協業を通じて、地域と世界を結ぶ架け橋となることを目指しています。

環境・社会・人をつなぐ、鍋林の想い

さらに持続可能な社会の実現に向けた取り組みも進めています。25年以上継続しているISO14001認証をはじめ、サプライチェーン全体のCO2排出量を把握するSCOPE3への挑戦は、環境への責任を果たすだけでなく、お取引先と共により良い未来を創るための重要な一歩です。

私たちの考えるサステナビリティとは環境保全にとどまらず、地域の発展・信頼関係の継続・そしてグローバルな価値創造を含む、企業としての“総合的な責任”です。

これからも鍋林は地域のお取引先が元気に事業を続けられるように支え、社会の持続的な繁栄に貢献してまいります。

お取引先への感謝を忘れず、時代とともに進化を続けながら、地域から世界へと価値を届けていきます。